10年越しのクリア(EVER17)

今回の記事はアドベンチャーゲームが大好きな山崎が執筆しています。
1番好きなアドベンチャーはヘビーレイン(殺人事件を4人の人物を操作しながら追っていくゲーム)
そんな僕がずっとあれはいいよと言われながらプレイしなかったゲームをようやくクリアしました。

それは・・・
EVER17

プラットフォームはPS2、PSP、XBOX360、ウィンドウズで発売されています。
※昔はiosとアンドロイドでも出ていましたが権利を持っていた会社が倒産してしまっている為、販売停止になりました

お話の内容としては
テーマパークの事故に巻き込まれた主人公を操作(選択肢)して生き延びようというお話です。

・・・で何でいいよと耳に何度もしているのにプレイしていないかというと
画像を見てもらったらわかるように90年代美少女ゲーム風の絵が受け付けないんですよ。

ゲームのジャンルもブックオフでは恋愛シミュレーションにカテゴリ分けされてるんですよね。
正直、そんなの求めてないしと思っていたんですが本当のカテゴリSFアドベンチャーでした。
恋愛シミュレーションにされてるのも感動させる為の仕掛けの一つになっています。

ってなわけでEVER17をクリアした山崎が送る
ここが凄かったEVER17をお伝えします。

1.結末が違っても同じ話
通常のアドベンチャーゲームだと選択肢を進めた結果が全く違う結果に辿り着くはずですがこのゲーム、どんなにぶっとんだ話になろうとも全て理由が納得できる作りになっています。
結末A結末Bというルートがあったとして通常は全く別の話として片づけれらますが全て一つのお話が語られています。
いってみれば色々な角度からお話を見ているような感じですね。

2.至る所に伏線や仕掛けが散りばめられている
冒頭の話に出ていたソフトのジャンルが本当はSFアドベンチャーなのに恋愛シミュレーションなのも・・・
あのキャラクターが不機嫌なのも・・・
あのキャラの服が変わっているのも・・・
パッケージのキャラに見覚えがないのも・・・

3.トリックが凄い
これは色々な所で言われていたので書きましたが今の時代だと驚くほどではないです。
ただこれが作られた時は2002年とかなので当時はとんでもない衝撃だと思います。
※だからこそ制作会社が倒産しても色々なプラットフォームで出たんでしょうけど
(権利を獲得した所まで倒産するとは思わなかったでしょうね…)

逆にやっていて辛かった所も載せておきます
キャラが美少女ゲーム風・・・かまいたちの夜のようにシルエットにしてくれていたらと最初は思っていますが仕掛けとしてこの画風が必要なので我慢するしかないです。
テキストボリュームが割と多い・・・サクサク進めても20時間を超えるボリュームです。
僕は30時間ぐらいかかったんじゃないかと思いますが本当のトリックがわかって辞められないってなったのがラスト3時間ぐらいだと思います。
カタルシスを感じるまでが長い・・・ボリュームがあるからしょうがないとは言えラスト付近の怒涛の伏線回収はとんでもない引き込まれ方をしますがそれまでがとにかく長い
ノリについていけない・・・かなり昔の作品なので90年代日常系のノリが7割ぐらいを占めています。寒いノリでガンガン心を折ってきますがただひたすら無心で読み進めましょう。
それを乗り越えるとシリアスな場面が一層、楽しめます。

Amazonでは3,000円を越える金額で販売されていますが僕はブックオフでPS2版を1,580円で購入できました。
※恐らくios版やアンドロイド版が500円で販売されていた時の値段設定のままだと思われます
アドベンチャーゲームで30時間ってかなり遊べる内容なのでSF好きなら是非ともプレイしてもらいたいものです。

ここらネタバレ
ちょっと気になるけどプレイするほどでもない
ただどんなトリックだったかは気になる人にお送りする。
こんな仕掛けだったよというのを書き残しておこうと思います。

トリック1
一人称の錯誤
主人公はおれとか・・・ぼくとか・・・この一人称を使ってどのキャラの事を言っているのか認識させていますがそれを逆手に取っています。
本編と関係のない例
学校に通っている→生徒? 実際は教師
得意先に叱られる描写→若手の営業マン? 実際は経営者

トリック2
年代の錯誤
5月1日から7日までで話を進めていきますが何年かは・・・

大きくいってこの2つのトリックを使って話の整合性を調整しています。
それ以外はクローンとかのSF要素で辻褄をあわせてきます。
ちょっと力業感はあるモノの一本の話なのに複数の結末風に思わせるシナリオは本当に凄いと思いました。

ネタバレここまで