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今回は小説『火車』をご紹介します

著者:宮部みゆき 出版社:新潮社
- 火車 (新潮文庫)/新潮社
- ¥1,040
- Amazon.co.jp
雑誌に執筆されていたのが今から20年以上前になる
社会派ミステリです
第6回山本周五郎賞受賞
『このミステリーがすごい!』ベストオブベスト第1位
数々の賞を受賞し、テレビドラマと映画の題材になった人気作です
内容は休職中の刑事に親戚から失踪した婚約者を探して欲しいと
頼まれる事から始まり
婚約者を追っていくうちに自分が近づこうとしている人物の
謎や疑問に翻弄されていく
ページ数は600を越えていますが読み易く
中だるみのない疾走感は流石の一言です
時代背景がカード破産が世間で騒がれる少し前ですので
読むと多少の違和感があるかも知れませんが
当時、読んでいればすごい衝撃になった事は容易に
想像できます
最後が少し読者任せな部分はありますが
女性らしい優しさが見え隠れしていて個人的には好きな作品です
お薦め度
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